メディカル・ライス・ソフト(低たんぱく米)が美味しい!!
美味しい低たんぱく米
CKD と診断されてしばらくしたころから、
メディカル・ライス・ソフトというのを食べるようになりました。
と言うのは、
一日に摂取できるたんぱく質量に制限が設けられたからなんですけど、
最初のうちは、普通(?)の低たんぱく米を食べていました。
普通(?)の低たんぱく米は、
まぁなんというか、あんまり美味しいものではないですよね。
食べ続けているとある程度慣れてはきますし、
おかず次第ではなんとかはなりますが、
やっぱり美味しくない・・・。
美味しいものをたべたいよ!
そんなとき、主治医の先生に紹介されたのが、メディカル・ライス・ソフト!!
美味しい。ほぼ普通のごはん。素敵です!!
食事が楽しくなりました!!
【メディカル・ライス・ソフト】
http://www.nephron.co.jp/foods/tan/kome/medhi/kome_medhi_page.html
リンも少ない
メディカル・ライス・ソフトは
たんぱく質量が抑えられているのはもとより、
同じ量の普通のごはんと比較してリン摂取量が 1/2 となるところがポイントのようです。
私を診てくださっている先生曰く、
「いろいろと研究が進んできて、
今は昔ほどたんぱく質制限をきつくしなくてもいいことがわかってきている。
それよりもリンに注意を払わないといけないことがわかってきている」とのことでした。
※病状によりけりだと思いますので、自分勝手な判断はなさいませんよう。
メディカル・ライス・ソフトを愛用中!!
と言うわけで、
私はメディカル・ライス・ソフトを愛用しています。
一回に2~3合炊いて、
1食分ずつタッパーに小分けにして冷蔵保存しておき。
食べるときにレンジでチンして食べてます。
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慢性腎臓病 (CKD) でもポジティブな人たちがいっぱいです。
↓ いっしょにがんばりましょう!
エアフロー(塩の噴流)で歯をきれいにした。けど、やっぱり塩分が気になる。
歯のしつこい汚れにエアフロー
ハミガキでは落ちない汚れが歯についてしまったので、
歯医者さんでエアフローという処置をしてもらってきました。
エアフローというのは、微細なパウダー(塩の粒子など)を
水と一緒に歯に吹き付けて歯の表面の汚れを除去する処置のことです。
歯石やプラーク、コーヒー、紅茶、タバコのヤニなどのしつこい汚れを
強力な噴射力で一気に取り除くことができます。
今回初めてエアフローを試してみましたが、
歯の汚れやくすみがなくなり、
期待以上に非常にキレイになって、びっくりしました!
歯のケアという意味においては、大満足な処置でした。
ただ、やっぱり塩分が気になる
ただですね、このエアフロー、
塩の粒子が入っているらしいのでので当然と言えば当然なのですが、
処置中はもとより処置後もしばらくは
口の中が濃い塩味状態になってしまいます。
私は減塩療法を行っているので、
塩味に対して非常に強い警戒心を抱いています。
そのため、濃い塩味の状態が続いたことが、
非常にイヤでたまりませんでした。
また、このエアフローにより、
どれくらいの塩分を摂取してしまったのかというのも気になっています。
エアフローは吸引しながら行われますし、
口内に溜まった水分を飲み込んだりはしなかったので、
たいした量は摂取していないとは思うのですが・・・。
どうなんでしょうね???
塩を使わないエアフローもあるらしい
ネットで調べてみると、
塩を使用しないエアフローもあるらしく、
高血圧の人にはそちらが推奨されていました。
なので、高血圧な方でエアフローをしようと思っておられる方は、
主治医や歯科医師さんとよく相談された方が良いかもしれませんね。
ちなみに、レモン味のエアフローというのもあるらしいです。
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慢性腎臓病 (CKD) でもポジティブな人たちがいっぱいです。
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減塩醤油はカリウムが多い! 腎臓病の人は注意して!!
減塩醤油
減塩醤油は塩(NaCl)の量が少ないので、
塩分量を制限される腎臓病の方には嬉しい調味料のように思えますし、
実際に使用しているいらっしゃる方も多いでしょう。
しかし、腎臓病の方は、この減塩醤油、安易には使用しない方がいいかもしれません。
減塩醤油はカリウムが多い
減塩醤油は塩(NaCal)が少ないのに、しょっぱさが感じられます。
それは、塩(NaCl)を減らすことによって薄くなった塩味を、
KCl(塩化カリウム)を追加することで補っているからです。
つまり、減塩醤油は、確かに塩分は控えめなんだけど、代わりにカリウムが多いというわけです。
腎臓病の人はカリウムが排出されにくい
さて、このカリウムですが、実は腎臓に障害がある人は体外に排出しにくいものなのです。
カリウムが体外に排出されないとどうなるか?
当然どんどん体内のカリウム濃度が上がっていきます。
そして最終的には高カリウム血症を引き起こします。
※高カリウム血症は心臓疾患の原因となります。
医師に相談してみよう
なので、減塩醤油を使用される場合には、一度、医師に相談してみた方が良いかもしれません。
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慢性腎臓病 (CKD) でもポジティブな人たちがいっぱいです。
↓ きっとあなたも元気にしてくれます!
腎臓病食にも料理レシピサービスを利用しよう
腎臓病食はマンネリ化しがち・・・
腎臓病の方はたんぱく質や塩分などの量に制限があり、
食べられるものが限定されてきます。
そのため、いつもだいたい同じような食事(料理)になりがちです。
いわゆるマンネリ化してしまいます。
料理になにか変化に変化をつけられないか考えはするものの、
なかなか良いアイデアというのは浮かんできません。
料理レシピサービスを利用しよう!
そんなときは、
料理レシピサービスを利用してみるのもいいでしょう!
いろいろな方のアイデアに触れることができます。
例えば、おなじみのクックパッド、
「腎臓病」、「低たんぱく」、「減塩」などのキーワードで検索してみると、
結構たくさんの料理レシピが出てきます。
↓こんなかんじに美味しそうなものがたくさん出てきます。
クックパッドに限らず、
料理レシピサービスをいろいろと利用してみるといいと思います。
間違いなく腎臓病食の幅も広がります!
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長野名産の無塩漬物「すんき漬け」、乳酸菌豊富で腸内環境改善!
漬け物は塩分が多いので食べれない
慢性腎臓病患者にとって塩分の多い漬け物はなかなかに食することが難しい食べ物です。
それは、慢性腎臓病の食事療法は塩分&たんぱく質の摂取制限が基本となっているからです。
とは言え、漬け物って美味しいですよね。本当に美味しい漬け物なら、それだけでごはんが食べれますよね。
慢性腎臓病でも美味しい漬け物が食べたい! そんな思いから生まれた・・・というわけではないのですが、長野には「すんき漬け」という塩を使わない漬け物があるそうです。
気になりますね。
すんき漬けとは
すんき漬けは長野県の名物で、赤かぶの葉を原材料とし、塩を一切使わずに作られるすっきりとした酸味の漬け物らしいです。
非常に乳酸菌が豊富で、ヨーグルトに同等の乳酸菌が含まれているとも言われており、しかも、この乳酸菌にはアレルギー症状の緩和や免疫力を高める効果があることが確認されているとのこと。
とても健康に良さそうです。
乳酸菌と言えば腸内環境改善、そして慢性腎臓病の進行の抑制!?
さて、乳酸菌と言えば腸内改善、つまりおなかの調子を良くすることで良く知られています。
腸内環境の改善で善玉菌が増え悪玉菌が減ると、腸の働きが良くなり、余分なコレステロールや中性脂肪は便といっしょに身体の外へと排出されやすくなります。
すると、余分なコレステロールや中性脂肪は血中から減ることになり、高血圧の原因が取り除けます。
また、腸管は尿毒症物質排泄経路でもありますので、それだけ尿毒素の排出が促され、慢性腎臓病の進行の抑制につながります。
だが、しかし・・・
すんき漬けの食品成分表示が見つけられません!!
塩は使っていないことは確かなようですが、たんぱく質、ナトリウム、カリウム、リンなどの成分が不明・・・。
なので、今のところは、すんき漬けを慢性腎臓病の方に積極的におすすめすることできませんw
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ナトリウム量表記におけるイレギュラーな「g」、いやそこは「mg」でしょ
日本食品標準成分表の成分表示の仕方が標準
慢性腎臓病(CKD)になって食事療法を始めてから、食品の成分表示は必ずチェックするようになりました。
食品の基本的な成分表示には、エネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物、ナトリウムなどがあり、その単位は普通は次の表のようになっています。
エネルギー/成分 | 単位 |
---|---|
エネルギー | kcal |
たんぱく質 | g |
脂質 | g |
炭水化物 | g |
ナトリウム | mg |
※塩分相当量(g) = ナトリウム量(mg) x 2.54 ÷ 1000
エネルギーは kcal、たんぱく質・脂質・炭水化物は g、ナトリウムは mg ですね。
これは文部科学省の公開している五訂増補日本食品標準成分表と同じ形式で、成分表示の標準フォーマットとなっています。
イレギュラーな「g」
ところが、ナトリウムの表示が「g」な食品がときどきあります。
ナトリウム含有量が多くて今どきの健康志向にそぐわないから、少なく見せようとして、単位を g にしているのか?
それとも mg よりも g の方がわかりやすいだろうという配慮なのか?
理由はわかりませんが、ナトリウムの g 表記はやめてほしいものです。
ナトリウム=mg という図式が定着している人は、「あ、これナトリウム少ない」とか思って買っちゃいますって!
しかも、塩分を控える食事療法を行っている人ほど ナトリウム=mg という図式が定着していて、間違える確率が高いという。
「g」か「mg」かは重用な問題
買って帰って、「あ、このナトリウム量、 g 表記じゃん。だまされた!」とかいうパターンはまだ許されるレベルです。
大きな問題となるのは「塩分(ナトリウム)少ないのに、味がしっかりしてるね」とか言って、疑いもせずに食べ続けてしまうパターンです。
医師/栄養士の指導に従って、必死に塩分摂取量を減らそうとしているのに、実は過剰摂取しつづけていましたということもありえます。
場合によっては病状の悪化を招きかねません。
ナトリウム量の成分表示が g か mg かは非常 に重要な問題なのです。
しっかりチェックするクセをつけよう
結局のところ、しっかりチェックするクセをつけるしかありません。
お店で買うとき、家で使い始めるときは当然として、味が濃いなと感じたときもチェックしてみた方が良いでしょう。
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